兵庫で活動する家具作家達の新作椅子展 「第三回 座る・くらべる 一脚展 2013」
 
2013年 4月18日(木)〜 4月23日(火)
am 11:00 ~ pm 7:00 (最終日 pm 6:00)

神戸  デュオ ぎゃらりーII
 
 
 
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作品名称 
CHORD (コード)  
サイズ 
W530×D480×H680 SH430 
材質・仕上げ   
イタヤカエデ
オイル仕上げ

きっかけとなった本 タイトル / 著者名
「ジャズギターコードマニュアルブック」 / 浦浜 大  著 

この一冊の本からの、作品製作の経緯や意図   
CHORD(コード)

和音(わおん、英語: chord(コード)、独: Akkord)は、高さが
異なる複数のピッチクラスの楽音が同時にひびく音のことである。
三つのピッチクラスからなる和音を「三和音」、
四つのピッチクラスからなる和音を「四和音」、
などと呼ぶが、同時に8つの高さの音が鳴っても、ピッチクラスが
3または4であれば、それは基本的には三和音または四和音と
みなされる。(Wikipediaより)





 主音(ルート)を基本に、音を積み重ねていくコードのような
プロセスで、椅子作りを考えてみました。

椅子は、デザイン、目的、機能、素材など様々な要素から成り立ち、
それぞれがうまく響き合うことにより、より良いデザインが生み出
されます。

特に、JAZZでは、ドミソのような基本的な三和音に、テンションノートなどを加えた複雑な
構成音からなる五和音が使われることが多く、ジャズギターのコードでは押さえる場所で、
同じコードでも少しニュアンスの違うハーモニーを作り出すことができます。

椅子を単なる座る道具にするのではなく、完成されたものに仕上げていくには、和音で響き合う
音色のように、コンセプトをルート音とし、素材の選択やデザインポイントとなるディテールなど
を組上げていくことが必要です。
この作業は、ジャズギターでコードを弾く時に、音を選ぶ押さえ方に似ているように思います。

この本は、コードネームを見て、単純に知っている形でコードを押さえるのではなく、
メロディを生かせるように…トップノート別に編集されている本です。

無限に広がるコードの世界の中で、音を奏でるように…主役である使う(座る)人々が、
幸せを感じることができるような椅子を、丁寧にデザイン、製作していければと願っています。


作家名
岡田 光司 / isDesign(芦屋市)

   プロフィール
   1964  神戸市生まれ。  
        京都産業大学経済学部卒業後、社会人経験を経て北海道へ。
        道立旭川高等技術専門学校で木工を学ぶ。
   1992  独立し、旭川で工房開設。  
   1995  神戸にて初個展。 
   1997  神戸に戻り、工房&ギャラリーを開設。  
   1998  堀光美術館にて個展。  
   2002  isDesign 岡田光司デザイン事務所を設立。  
   2003  兵庫の木工作家展(伊丹市立工芸センター)に出展。 
   2005  芦屋にショップ「isDesign(イズデザイン)」をオープン。  
   2010  LIVING & DESIGN(インテックス大阪)に出展。 
   2011  かんさいいすなう(京都/大山崎美術館)に出展。 
        蔵の中の椅子展 2011(倉敷/ギャラリーはしやま)に出展。
   2012  木人展(大阪/中之島 ダイビル)に出展。  
 
         オリジナル家具デザイン製作。 高齢者福祉施設の家具デザイン。
         オーダーキッチン。 住宅リフォーム、及び空間設計などを手がける。
         大阪ガスインテリアデザインスクール 特別講師  
 
   賞歴 ・北の生活産業デザインコンペ 金賞/銅賞 
      ・札幌芸術の森 クラフト全国公募展 入選
      ・暮らしの中の木の椅子展 優秀賞/他 入選多数 
      ・国際家具デザインコンペティション旭川 2011 入選http://ikkyakuten.jugem.jp/?eid=62http://www.koji-okada.com/shapeimage_22_link_0shapeimage_22_link_1
 
岡田 光司 / isDesign