兵庫で活動する家具作家達の新作椅子展 「第三回 座る・くらべる 一脚展 2013」
 
2013年 4月18日(木)〜 4月23日(火)
am 11:00 ~ pm 7:00 (最終日 pm 6:00)

神戸  デュオ ぎゃらりーII
 
 
 
copyright Ikkyakuten Jikkou Iinkai All Right Reserved
 
<<  木村 洋章 / soushinan | 出展作品一覧に戻る | 後藤 雅宏 / 後藤雅宏工房  >> <<  木村 洋章 / soushinan | 出展作品一覧に戻る | 後藤 雅宏 / 後藤雅宏工房  >>
 
作品名称 
space chair (スペース チェアー)  
材質・仕上げ   
楓 
オイル仕上げ


きっかけとなった本 タイトル / 著者名
「LAMBORGHINI」 (world car guide dx 11) 

この一冊の本からの、作品製作の経緯や意図   
昔、1974年あたりから4年ほど(スーパーカーブーム)というのが
あった。

当時の私位の歳には幼過ぎて興味を持つのは年齢的に早かっのだが
近所のお兄さんの影響での私はのめり込んだ。

とくに一番好きだったのが真っ赤な(ランボルギーニ カウンタック)
である。

何がメーカーで何が車種名か解らず強烈なインパクトのあるカタカナ
の羅列とスパルタンなフォルムに虜になった。

その本の写真を穴が空く程見つめ、空でカウンタックを描く事ができ、
木の木っ端や蒲鉾板をカウンタックにして「ブーブー」とやっていた。

この本は当時の物ではないがその名前を聞くだけで正和少年の記憶が
鮮明に甦るものなのだ。

「一冊と一脚」のテーマで、あらためて気付いたことは私のデザイン
の原点はここにあると言うことである。

アーティスト気取りをしているつもりは無いのだが、色いろなモノを
新しくデザインする時に無意識に(近未来的で新しい提案)が頭の中で大きくしめている。

この椅子のデザインは10年くらい前にイメージしてスケッチしていたものだが36、7年前の
あの少年時代に観たスーパーカーの本からこのデザインに繋がりそしてカタチが生まれたのは
私自身のオドロキである。


作家名
児玉 正和 / 谺工房(兵庫県多可郡)   
   プロフィール
   1970  大阪寝屋川生まれ。
   1986  奈良県立職業訓練校 家具工芸科 修学
   1987  奈良市美術研究所にて修学
   1989  木工、北村良文氏に師事
   1990  木工、笹倉徹氏に師事
   2002  独立、工房を構える
        関西を中心に二人展 、グループ展に参加
   2010  兵庫県内の公募展にロッキングチェア出展
        最優秀賞、神戸新聞社賞受賞
   2012  第53回に本民芸公募展
        欅拭き漆椅子 優秀賞受賞
        ギャラリー縄にて個展
        神戸ものづくり職人大学講師
        兵庫県立民芸協会会員               http://ikkyakuten.jugem.jp/?eid=32shapeimage_22_link_0
 
児玉 正和 / 谺工房